一般社団法人の設立にかかる期間
一般社団法人は非営利活動の基盤として適しており、利益追求が目的でない団体に適した形態です。
任意団体のままでも活動は可能ですが、代表者個人名義での管理が一般的で、不透明さやリスクが残ります。
特に、社会的意義のある活動を行う場合、一般社団法人という形態が支援者に安心感を与えます。
今回は一般社団法人を設立するのにかかる期間について手続きと併せて説明します。
手続きの概要
- 準備段階(定款の作成、役員の選任など): 約1~2週間
- 定款認証(公証役場での手続き): 約1週間
- 設立登記(法務局への申請): 約1~2週間
- 合計期間: 通常約1ヶ月~1.5ヶ月
各手続きの詳細
① 準備段階: 約1~2週間
- 必要な作業
- 設立目的や活動内容の検討。
- 定款の作成。
- 役員(理事、監事など)の選任。
- ポイント
定款の内容や活動目的は、法務局や公証役場で問題がないか確認が必要。
事前に相談することでスムーズに進行。
② 定款認証: 約1週間
- 手続きの流れ
- 公証役場に定款を持ち込み認証を受ける。
- 電子定款を利用すると印紙代(4万円)を節約可能。
- 所要時間
公証役場での予約や内容修正がスムーズであれば、1日で完了。
忙しい時期などは予約に数日かかることも。
③ 設立登記: 約1~2週間
- 手続きの流れ
- 設立登記申請書を法務局に提出。
- 審査が完了し、法人が正式に成立。
- 所要時間:
登記申請後、通常は1週間程度で登記が完了します。
書類に不備がある場合は追加時間が必要。
設立までに1ヶ月はかかる
最短で約2~3週間で設立可能ですが、通常は1ヶ月~2ヶ月程度を見込むのが一般的です。
準備段階での計画や手続きの正確さが期間を短縮する鍵となります。
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